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30歳平均年収東京都トップ500社ランキングで上位はたった4業種。その平均給与の高さの裏側とは?

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東洋経済にて「30歳の年収で比べた時に東京都トップ500社はどこか」というランキングが出ています。
ランキングはデータに基づいたものであるものの、お買い得か=入りやすいとか、労働時間短いとか、就活上コスパがいいかを、こちらを見ながら、読み解いていきます。

30歳年収「東京都トップ500社」ランキング

  1. M&Aキャピタルパートナーズ 1847万
  2. GCA 1827万
  3. ストライク 1440万
  4. 日本M&Aセンター 1250万
  5. ヒューリク 1108万
  6. 三菱商事 1041万
  7. ドリームインキュベータ 973万
  8. 丸紅 938万
  9. 住友商事 934万
  10. 三菱地所 922万
  11. 三井物産 913万
  12. シグマクシス 902万
  13. 三井不動産 878万
  14. ケネディクス 878万
  15. 電通 874万
  16. 野村総合研究所 867万
  17. サントリー食品 865万
  18. 国際石油開発帝石(INPEX) 844万
  19. 日本郵船 835万
  20. 第一三共 833万

30歳年収「東京都トップ500社」ランキング1000万円超は6社、M&A仲介企業の高給目立つ

上位から見ていくとM&A仲介と不動産、商社、コンサルの4強です。
この4分類と+1分類(その他)で分けて、上位20社を整理すると以下の通りです。

  • M&A 4社
    • 1位 M&Aキャピタルパートナーズ
    • 2位 GCA
    • 3位 ストライク
    • 4位 M&Aセンター
  • 不動産 4社
    • 5位 ヒューリク
    • 10位 三菱地所
    • 13位 三井不動産
    • 13位 ケネディクス
  • 商社 4社
    • 6位 三菱商事
    • 8位 丸紅
    • 9位 住友商事
    • 11位 三井物産
  • コンサル 3社
    • 7位 ドリームインキュベータ
    • 12位 シグマクシス
    • 16位 野村総合研究所
  • その他 5社
    • 15位 電通
    • 17位 サントリー食品
    • 18位 国際石油開発帝石
    • 19位 日本郵船
    • 20位 第一三共

正直、トップ4社がM&Aに固められていますし、20社と言わず15位までで見てしまうともうその他で入れているのは電通だけ(15位)という有様です。
その電通で30歳874万円なので、もう900万円以上を目指すには、M&A・不動産・商社・コンサルのこの4業界のみに特化しなくてはいけません。

ただ気を付けたいのは社員数、特に一般職の人数です。
平均を作る上で、どういった社員構成になっているのかは非常に重要なポイントです。上位のM&Aブティック(ブティックとはM&Aに特化した少数精鋭の会社たち。逆にM&Aブティックでない会社は証券会社のM&A部門のこと)たちは、社員のほとんどがM&Aバンカーで、バックオフィス(いわゆる事務部門)の人がすごく少ないのではないかと思います。また、M&A同様にコンサルもそうではないかと思います。”一般職ディスカウント”の影響が少ないのです。一般職の多い企業はどうしてもそちらの給与が低いため、そちらに引っ張られて平均給与が下がるはずですから。
また、商社についても、同様に一般職を多く採用している会社ほど下に行ってしまう傾向があるとは思います。リーマンショック以降の一時期、各商社は派遣に頼るなどして、一般職の採用を辞めていましたが、近年は増やしてきている印象です。そうすると、30歳世代に一般職は採用されていない可能性が高いでしょう。
また、昔から金融機関>メーカーの法則があるので、本当は都市銀行(三菱UFJ、みずほ、三井住友)も入ってきても良いのですが、多分”一般職ディスカウント”もあって出てこないのでしょう。
これらを鑑みるに、総合職だけに限ってみれば、ランキングは大きく変わると思われます。

また、会社の補助系の”隠れ給与”は気になります。
例えば寮が完備されている商社の場合には、年収ベースで7万円×12ヶ月=100万円の上乗せがあると思っていいと思います。30歳になると独身寮は出るケースが多いものの、もし寮を活用できていれば非常に大きな貯金が期待できます。
一方でその他M&Aやコンサルなどでは寮があるケースはほとんどないでしょう。そのため、ここから大きく家賃が引かれることになりそうです。
そう考えると、1-5位のM&A系の強さは変わらないものの、5-10位はほぼ商社独占、という景色に見えることと想定されます。

このように、ランキングだけを素直に受け取ってしまうと分からないので、ランキングに振り回されず、うまくデータを見ながら、自分の就職先を考えてもらえればと思います。

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