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就職先の正しい選び方?商社の役員出身大学一覧が興味深い

投稿日:2011年9月12日 更新日:

商社についての専門誌であるブレーンズに面白いデータを発見した。

三菱商事+三井物産+住友商事+伊藤忠商事+丸紅+豊田通商+双日の計7社の役員の出身大学をまとめたものである。
ここで就職先として商社を見つつデータを眺めると非常に興味深い。

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商社の役員の出身大学一覧

1.パッと見て分かる、東京大学の強さ。関西学生は伊藤忠・住商がベストチョイス。
東大の強さと、地方学生についてまずは注目したい。
全体を見て欲しいが285人もいる役員のうち実に54人、19%が東京大学出身者によって占められている。三菱商事に至っては33%、住友商事も32%が東京大学出身者である。東大でなければ人でないのだろう。
地方に目を移すと、関西比率の高さでは伊藤忠商事28%・住友商事27%の2社が高く、やはり関西出身の企業であることを示している。しかし、気になるのは住友商事が関西比率の大幅な落ち込みを見せていることだ。去年の35%からは実に7ポイントのダウン。これは大きい。次の集中度も考慮すると、”関西の学生が偉くなりたいのなら伊藤忠”というのが今できる判断か。また豊田通商はトヨタの看板に偽りなく、名古屋地区からの登用が目立つ。

2.1校あたり人数が大きく下落した伊藤忠、すでに高い中でさらに上昇した三菱商事。地方学生には双日が吉。
いかに様々なバックグラウンドから登用しているかを示す集中度の指標として1校あたり人数(役員数/出身校数)に注目。
すると、こちらでも三菱が目立つ。1校あたり4.4人と断トツのトップ。2010年から1年で13%(+0.5人)の増。三井物産も17%の増だが、こちらは3.1人とまだ集団の中。東大生は三菱商事に入ることが人生を有利にすすめる秘訣だ。
一方、関西学生の登用が目立った伊藤忠は、1校あたり人数は2.4人と低め。去年比でも21%減(-0.7人)と拡散が進む。企業のバックグラウンドの関係から豊田通商は東西だけでなく中部名古屋からの登用も多いためか拡散しており、2.0人/校と低水準。そういった背景もない中での双日の1.7人/校という数字は驚きだ。主要校出身でないが偉くなりたいと考えるのなら双日がベストチョイスとなろう。

3.国公立学生は住商・伊藤忠か。私立の学生は三井物産がベスト
最後に東大も含む国公立大学の出身者占有率を見る。
国公立大学出身者の占有率が70%を越えたのは住商と伊藤忠の2社。興味深いのはともに関西学生登用率が高いことだ。つまり、この2社は”国公立を中心に関西・関東から登用した結果、その他の大学は疎かになった”パターンと言える。一方で同じパターンに近く、関東・中部・関西に分布する豊田通商はどうかと見てみると52%と意外に低い。地方的な拡散ぶりだと言えるだろう。
また、国公立占有率が低い(=私立大出身立が高い)のは三井物産だ。45%と7社で唯一50%を切った。私立学生は三井物産がベストだ。

以上のような特色が見られた。

就職先としてではなく、一般論として、色々な考えの持ち主が集まることで、様々な意見が生まれ、結果としてポジティブに働くという、ダイバーシティ(多様性)を重視する考え方に習えば、三菱商事に未来はないように見える。
しかし、そもそも東京大学を卒業した学生に優秀な人間が多い可能性が高いのは紛れも無い事実であり、東大クオリティが日本社会を支えるのならば、三菱商事は安泰だということになろう。

では話を元に戻して、結論を完結にまとめてみよう。
・東大生は三菱商事へ行け
・関西学生・地方国公立学生は伊藤忠、もしくは住商
・中部学生は豊田通商
・有名私立大学学生は三井物産
・その他私大の大勢は三井物産・豊田通商・双日で勝負

さて、
あなたはどの商社を選ぶのか、またどの商社があなたを選ぶのだろうか。

-就職

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